緑眼の小悪魔! ヤマトホンヤドカリ!
グリーンな瞳に 真っ赤なボーダー!一度見たらもう虜!もじもじしてたら逃げちゃうぞ☆ 勇気を出して捕まえて!
もくじ
採取場所
潮下帯(干潮でも海中の場所)の石の下。
夜行性なのでその辺を歩いていることはない。普通のヤドカリが(ホンヤドカリやイソヨコバサミ)が出てくるなら浅いのでもう少し深い所に行きましょう。
~~~【追記23.8.27】~~~
その辺を歩いていることもありました。やはり潮下帯で大きめの貝が動いているなあ・と、思ったらこのヤドカリでした。持ち上げた時に爪で入口をガードするのでわかりやすい。
~~~~~~~~~~
採取方法
石をひっくり返せば出てきます。
色が派手なのでいたらすぐにわかりますが、他種のヤドカリよりも大きいため足も長く逃げ足が速いです。 気をつけましょう
飼育ポイント 餌
普通のヤドカリ飼育と一緒です。
小さい頃は他のヤドカリとも喧嘩せずに温厚の性格のよう。しかし磯遊びで採取できるヤドカリの中では最大級に大きくなる為大きくなっても温厚かはわかりません。
大人が鷲掴みするぐらいのサザエに入っている個体もいるみたいです。ロマンですねー
餌は市販の餌でも初めから食べます、食いつきもいいので餌で苦労はないでしょう
以前飼育していたヤマトホンヤドカリは外傷も無いのに貝から出た状態で死亡が確認されました。
ヤドカリがそんな死に方するなんておかしいので何か問題があったのだと思います。
考えられるのは水質悪化、塩分濃度・・・ しかし他のヤドカリ達は元気にしていたのでわからないままです。
もう一匹は脱皮に失敗して死亡していました。脱皮の失敗の原因としては脱皮途中で体力がなくなり力尽きる、脱皮中に他の生物に襲われる、 などがあります。
この個体が一番古株、そろそろ脱皮するかも
緑眼の小悪魔! ヤマトホンヤドカリ!の評価
〇大きさ★★★★★
磯界、最大級に成長!
〇捕獲難易度★★☆☆☆
深さのポイントがわかれば捕獲自体は簡単。
〇飼育難易度★★★★★
普通に飼えるが大きくなることも考えて
~~~【追記23.8.27】~~~
何回か飼育チャレンジしているが長期飼育は難しい。
大事に一匹だけで隔離していても死なせてしまう
~~~~~~~~~~
〇混泳おすすめ度 ★★★★★
餌食いよく見た目も派手、他の生物とも争わない
まとめ
磯遊びで見つけたらお持ち帰り率100%の大好きなヤドカリです。
大きく育つ可能性があるから好きなんですよ。将来性があるというか・・
しかし、長期飼育ができていないのでどうにか原因を突き止め、大きく成長させる方法を探ってここに載せることができればと思っています。
「ごはんを食べない子がいるんだって?」そんな子にはこれをあげてみて!
この日の干潮は74cmそんなに下がってはいないが今日の獲物はこれで十分
向かった先はこんな感じです、普段は水に沈んでいる場所なので干潮時にしか来れません。
手前の潮溜まりなどをのぞきます
海藻が良く育っています、波が当たり動きがあるようなところだと海藻は良く育ちます。この日は海藻目的でしたがいい物がなかったので目的変更しました
別の潮溜まりではこのように小魚パラダイスになっています
名前は知りませんがいっぱいいます 季節によって種類も変わってきて面白いです
小魚を狙うならこのように狭くて浅い場所の方が採りやすいです。水の中では魚の方が素早いのでなるべく小さな潮溜まりを探します
3つぐらいポイントを移動して捕まえます
この小魚達を冷凍してストックしています。もともと自然界でもみんなの餌になっていた存在なのでカニ、ヤドカリ、魚、イソギンチャク誰に与えても食いつき抜群です。
網で水を切ってピチピチしていてもかまわずこんな小さな小袋に入れてなるべく重ならないように広げて冷凍庫です チャック付きが便利です
使うときは凍ったままあげたい生き物にピンセットで渡します、小さい魚なのですぐに解凍されるので問題なかったです。袋を持っているだけで溶けてくるので必要な分出したら冷凍庫に戻します。
冷凍して日がたってしまい霜がついたものは食いつきが落ちますが誰かしらたべます
冷凍庫に入れる時、妻がちょっと嫌がりましたが「スーパーの魚も冷凍するでしょ?」って言ったら許可が出ました
オレンジブラウンの美少女!誘惑の夏休み編。ミナミウメボシイソギンチャク!
茶色く艶やかな触手を波に遊ばせ、可愛くカールさせてる気になるあの子...優しい誘いに弱いぞ、すぐにお持ち帰りだ!
入れてからすぐにこの位置に定着。カニにつつかれても動じない
この小さいサブ水槽には一緒にタコも飼育していますが今のところ問題なし
採取場所
ベリルイソギンチャクやヨロイイソギンチャクと違い干潮時の深くもない磯場の石の裏で偶然発見しました。石を返すとオレンジ色の大きめのブヨブヨが付いているのでちょっとびっくりします。何度となく磯遊びに出かけましたが発見したのはこの一度だけです。
採取方法
発見したら優しく剥がすだけです。
岩の隙間に入り込んでいるわけでもなくひっくり返せるような石に付いているので簡単に剥がすことができます。 他のイソギンチャクは岩の隙間に入っていたり体がゼリー状で剥がすのが困難だったりしますがこのミナミウメボシイソギンチャクはちょろいです、ちょろすけです。ただ、採取できたのが一つだけなので他のミナミウメボシイソギンチャクがどうなっているのかわかりません。調べてみると筋肉が弱いようで触手は開きっぱなし、吸着力も弱くやはり石から簡単に剥がせるとのこと。
飼育でのポイント 餌
ベリルやヨロイイソギンチャク同様、触手に触れた魚は絡まれ毒にやられ、もがくほどに絡まる触手が増えていき飲み込まれてしまいます・・・
まあ、魚もわかっているので普段の元気な魚ならどんなに小さくても上手に避けて泳いでいます。 過去に掃除で急に手を入れた時に驚いた魚が勢い余って自ら突っ込んでしまい飲み込まれてしまうことがあったので注意してください。
カニやヤドカリはイソギンチャクの毒は効かないので一緒に飼育していても大丈夫です、好んでイソギンチャクにちょっかい出したり何度どかしてもイソギンチャクの上に戻ってくる奴もいます。
餌はカニにあげている市販の餌が流れに乗ってイソギンチャクにたどり着くのでそれを食べている感じです、あと餌用にストックしている冷凍小魚を気まぐれであげています。光合成もしているのでそれほど気にかけて餌を与えることは無いです。
飼育環境によるものが大きいとは思いますが私が飼育しているミナミウメボシイソギンチャクはベリルなどに比べて触手の先端がカールしていてちょっとおしゃれな感じです。
ベリルイソギンチャクたち、くるんとしてない
ミナミウメボシイソギンチャク、くるんとしてる!
オレンジブラウンの美少女!誘惑の夏休み編。ミナミウメボシイソギンチャク!
〇大きさ★★★★★
直径5~6cm。45cm水槽ではそこそこの存在感
〇捕獲難易度★★★☆☆
見つけるまでが大変だろうが見つけたら簡単
〇飼育難易度★★★☆☆
イソギンチャク全般、夏場の高水温対策が重要
〇混泳おすすめ度★★★★☆
明るい色で大きさも十分なので良い