磯で採れたカニとヤドカリ、イソギンチャクの飼育日記 プラス!

磯遊びで捕まえた生き物飼育の日記です 魚より甲殻類が好き

緑眼の小悪魔! ヤマトホンヤドカリ!

グリーンな瞳に 真っ赤なボーダー!一度見たらもう虜!もじもじしてたら逃げちゃうぞ☆ 勇気を出して捕まえて!

 

f:id:sainokun:20210401011956j:plain

採取場所

潮下帯(干潮でも海中の場所)の石の下。夜行性なのでその辺を歩いていることはない。普通のヤドカリが(ホンヤドカリイソヨコバサミ)が出てくるなら浅いのでもう少し深い所に行きましょう。

 

採取方法

石をひっくり返せば出てきます。色が派手なのでいたらすぐにわかりますが、他種のヤドカリよりも大きいため足も長く逃げ足が速いです 気をつけましょう

 

飼育ポイント 餌

普通のヤドカリ飼育と一緒です。小さい頃は他のヤドカリとも喧嘩せずに温厚の性格のよう。この種は磯遊びで採取できるヤドカリの中では最大級に大きくなる為大きくなっても温厚かはわかりません。大人が鷲掴みするぐらいのサザエに入っている個体もいるみたいです。ロマンですねー

 

餌は市販の餌でも初めから食べます、食いつきもいいので餌で苦労はないでしょう

 

以前飼育していたヤマトホンヤドカリは外傷も無いのに貝から出た状態で死亡が確認されました。ヤドカリがそんな死に方するなんておかしいので何か問題があったのだと思います。考えられるのは水質悪化、塩分濃度・・・ しかし他のヤドカリ達は元気にしていたのでわからないままです。

 

もう一匹は脱皮に失敗して死亡していました。脱皮の失敗の原因としては脱皮途中で体力がなくなり力尽きる、脱皮中に他の生物に襲われる、 などがあります。

 

磯遊びで見つけたらお持ち帰り率100%の大好きなヤドカリです。大きくなる生物が好きです、大きいものが欲しいのではなく小さい時から育てて大きくしたいのです!しかし、なかなか難しくうまくいきません。

 

f:id:sainokun:20210401012033j:plain

この個体が一番古株、そろそろ脱皮するかも

 

f:id:sainokun:20210401012053j:plain

 

 

緑眼の小悪魔! ヤマトホンヤドカリ

 

〇大きさ★★★★★ 

磯界、最大級!

 

〇捕獲難易度★★☆☆☆ 

ポイントがわかれば簡単

 

〇飼育難易度★★★☆☆ 

普通に飼えるが大きくなることも考えて

 

〇混泳おすすめ度 ★★★★★ 

餌食いよく見た目も派手、他の生物とも争わない

 

 

                                              

「ごはんを食べない子がいるんだって?」そんな子にはこれをあげてみて!

この日の干潮は74cmそんなに下がってはいないが今日の獲物はこれで十分

f:id:sainokun:20210328230659j:plain

向かった先はこんな感じです、普段は水に沈んでいる場所なので干潮時にしか来れません。

f:id:sainokun:20210328230546j:plain

 

手前の潮溜まりなどをのぞきます

f:id:sainokun:20210328230559j:plain

 

海藻が良く育っています、波が当たり動きがあるようなところだと海藻は良く育ちます。この日は海藻目的でしたがいい物がなかったので目的変更しました

f:id:sainokun:20210328230615j:plain

 

別の潮溜まりではこのように小魚パラダイスになっています

f:id:sainokun:20210328230748j:plain

 

名前は知りませんがいっぱいいます 季節によって種類も変わってきて面白いです

f:id:sainokun:20210328230806j:plain

 

小魚を狙うならこのように狭くて浅い場所の方が採りやすいです。水の中では魚の方が素早いのでなるべく小さな潮溜まりを探します 

f:id:sainokun:20210330003956j:plain

 

3つぐらいポイントを移動して捕まえます

f:id:sainokun:20210328230823j:plain

 

この小魚達を冷凍してストックしています。もともと自然界でもみんなの餌になっていた存在なのでカニ、ヤドカリ、魚、イソギンチャク誰に与えても食いつき抜群です。

 

網で水を切ってピチピチしていてもかまわずこんな小さな小袋に入れてなるべく重ならないように広げて冷凍庫です チャック付きが便利です

 

使うときは凍ったままあげたい生き物にピンセットで渡します、小さい魚なのですぐに解凍されるので問題なかったです。袋を持っているだけで溶けてくるので必要な分出したら冷凍庫に戻します。

 

冷凍して日がたってしまい霜がついたものは食いつきが落ちますが誰かしらたべます

 

冷凍庫に入れる時、妻がちょっと嫌がりましたが「スーパーの魚も冷凍するでしょ?」って言ったら許可が出ました

 

 

 

 

オレンジブラウンの美少女!誘惑の夏休み編。ミナミウメボシイソギンチャク!

茶色く艶やかな触手を波に遊ばせ、可愛くカールさせてる気になるあの子...優しい誘いに弱いぞ、すぐにお持ち帰りだ!

 

f:id:sainokun:20210324225728j:plain

入れてからすぐにこの位置に定着。カニにつつかれても動じない

 

f:id:sainokun:20210324230049j:plain

この小さいサブ水槽には一緒にタコも飼育していますが今のところ問題なし


採取場所

ベリルイソギンチャクやヨロイイソギンチャクと違い干潮時の深くもない磯場の石の裏で偶然発見しました。石を返すとオレンジ色の大きめのブヨブヨが付いているのでちょっとびっくりします。何度となく磯遊びに出かけましたが発見したのはこの一度だけです。

 

採取方法

発見したら優しく剥がすだけです。

岩の隙間に入り込んでいるわけでもなくひっくり返せるような石に付いているので簡単に剥がすことができます。 他のイソギンチャクは岩の隙間に入っていたり体がゼリー状で剥がすのが困難だったりしますがこのミナミウメボシイソギンチャクはちょろいです、ちょろすけです。ただ、採取できたのが一つだけなので他のミナミウメボシイソギンチャクがどうなっているのかわかりません。調べてみると筋肉が弱いようで触手は開きっぱなし、吸着力も弱くやはり石から簡単に剥がせるとのこと。

 

飼育でのポイント 餌

ベリルやヨロイイソギンチャク同様、触手に触れた魚は絡まれ毒にやられ、もがくほどに絡まる触手が増えていき飲み込まれてしまいます・・・

まあ、魚もわかっているので普段の元気な魚ならどんなに小さくても上手に避けて泳いでいます。 過去に掃除で急に手を入れた時に驚いた魚が勢い余って自ら突っ込んでしまい飲み込まれてしまうことがあったので注意してください。

 

カニやヤドカリはイソギンチャクの毒は効かないので一緒に飼育していても大丈夫です、好んでイソギンチャクにちょっかい出したり何度どかしてもイソギンチャクの上に戻ってくる奴もいます。

 

餌はカニにあげている市販の餌が流れに乗ってイソギンチャクにたどり着くのでそれを食べている感じです、あと餌用にストックしている冷凍小魚を気まぐれであげています。光合成もしているのでそれほど気にかけて餌を与えることは無いです。

 

飼育環境によるものが大きいとは思いますが私が飼育しているミナミウメボシイソギンチャクはベリルなどに比べて触手の先端がカールしていてちょっとおしゃれな感じです。

f:id:sainokun:20210324225857j:plain

ベリルイソギンチャクたち、くるんとしてない

 

f:id:sainokun:20210324225638j:plain

ミナミウメボシイソギンチャク、くるんとしてる!

 

オレンジブラウンの美少女!誘惑の夏休み編。ミナミウメボシイソギンチャク!

 

〇大きさ★★★★★ 

直径5~6cm。45cm水槽ではそこそこの存在感

 

〇捕獲難易度★★★☆☆

見つけるまでが大変だろうが見つけたら簡単

 

〇飼育難易度★★★☆☆ 

イソギンチャク全般、夏場の高水温対策が重要 

 

〇混泳おすすめ度★★★★☆

明るい色で大きさも十分なので良い

 

 

 

食べちゃいたいけど死を覚悟!毒入りまんじゅう スベスベマンジュウガニ!

容姿の愛らしさとチャーミングな名前で不動の人気を誇るスベスベマンジュウガニ。しかし、その実態は猛毒を身体に宿し、イソギンチャクをも好んで食べる悪食家!

 

 

f:id:sainokun:20210322224031j:plain

捕獲場所

大きな石のある磯の潮下帯(干潮で潮が引いても海中の場所)で外洋(漁港や湾などでは無くすぐに太平洋とか)に面した波の荒い場所。このような場所でお尻や腰まで水に漬かりながら海底の大きめの石の下をひっくり返す!。 

スベスベマンジュウガニの存在を知り捕まえたくて1年以上探していたが全く見つからず改めて捕獲場所を調べてみると普通に磯遊びで行くようなタイドプールではなく、上記のような潮下帯、外洋がポイントと分かり重点的に調べると遂に発見! 一年後にも同じ場所でもう一匹発見し見つけやすいポイントとする。

しかし西さんはいつも行くような干潮の場所でスベスベマンジュウガニを2匹捕まえる・・・ なので、いる所にはいる!

 

これは二匹目の小さいスベスベマンジュウガニ

f:id:sainokun:20210322233229j:plain

 

f:id:sainokun:20210322233211j:plain

 

右のスジエビは普通サイズなのでだいぶ小さいスベスベマンジュウガニ。よく見つけられたなあと自分でも驚きです

f:id:sainokun:20210322234045j:plain




捕獲方法

腰まで海に漬かったような場所でひたすらに石をひっくり返すだけ! 2.3個返しただけでは見つかりません、3.4個それがダメなら5.6個とただひたすらに石を返します。

ポイントとしては同じ生息域で見つけやすいヤマトホンヤドカリや赤いクモヒトデがいたら探している場所は間違ってはいません、頑張りましょう。

普通に磯遊びで見つかるようなイソヨコバサミホンヤドカリがいるような場所にはいません。それらが見つかるようなら探している場所が浅いです、もう少し深場に行きましょう。

あと意外と足が速いです、石を返したらサササッて逃げていくので見失わないように、その場に留まって砂に潜っていくような動きは見せませんでした。色が特徴的なので石を返して紫出たらチャンスです。

 

飼育でのポイント、餌

滅多に昼間は出てきません、気に入った暗がりができればそこばかりにいます。

餌は生の餌が好きなように思います。

市販の餌はいれても見向きもしない事が多いので磯遊びに行ったとき潮溜まりで小魚を捕まえて冷凍保存し必要な時に与えます。

一緒に飼育している貝も殻をバリバリ割って食べてしまうし、弱っていたり入れたばかりでちゃんと引っ付いていないイソギンチャクも食べられてしまいます。

 

f:id:sainokun:20210322235532j:plain

大事そうに貝を持ち運ぶスベスベマンジュウガニ

 

毒(テトロドトキキシン)

ふぐ同様生まれた時から毒があるわけではなく海中の有毒プランクトンの毒を体内にため込み毒化します。

 

貝やイソギンチャクは種類によってプランクトン食なので食物連鎖でそれらを食べるスベスベマンジュウガニに毒が溜まるのですね

 

なので完全養殖のスベスベマンジュウガニなら食べることができるみたいですよ!

ただ、完全養殖が難しいので試食はあきらめましょう。

 

 

f:id:sainokun:20210322234849j:plain


脱皮したら赤くなってしまった 

 

 食べちゃいたいけど死を覚悟!毒入りまんじゅう スベスベマンジュウガニ

 

〇大きさ★★★★☆

大きいもので女性の握りこぶしほど 

 

〇捕獲難易度★★★★★

波の荒れた深い場所なのでそれなりの装備が必要

 

〇飼育難易度★☆☆☆☆

その辺のカニやヤドカリと変わらない飼育方で大丈夫

 

〇混泳おすすめ度★★☆☆☆

大きい個体なら他の生物を襲うが頻繫ではない

磯の暴君! イボイワオウギガニ!

磯のカニ界の王様! 紅い眼に大きな体、ごつごつの強そう鋏!近づこうものならちょん切るぞ!と、言わんばかりに鋏を振り回す!

 

初めて出会った人は素手で捕まえようだなんて心にも思わないであろうそんなカニですw 絶対爪割れます・・・

f:id:sainokun:20210319005021j:plain

 

この個体はちょっと小さ目 

f:id:sainokun:20210319005052j:plain

 

干潮時は水面より上の水に漬かっていない岩の穴によく潜んでいます。

 

覗き込むと大きな体に赤いハサミなので結構すぐ見つかります。しかし穴に潜んだカニほど出しにくいものはありません、つつけばつつくほど頑なに守りを固めてしまいます。

 

欲しい方は干潮から潮が満ちてくる時を狙いましょう。

潮が満ちて巣穴にも海水が入ってくると自分からトコトコ出てきます、よく磯遊びから帰ってくる途中で歩いているのを見かけます。

 

甲幅2cmぐらいの小さな個体を飼育していましたがよく脱走していました、やはり干潮時水から上がる生態なのでずっと水中は嫌みたいでした。飼育するのであれば陸地を用意してあげた方がいいと思われます

 

小さい時は臆病で物陰に隠れ、他の生き物からも逃げるような感じなのでそこまで危険はないと思われます。元気な魚は捕まえられないでしょうがカニ、ヤドカリ、貝などの底物はサイズによっては襲われるでしょうね 

 

  磯の暴君! イボイワオウギガニ!

 

〇大きさ★★★★★ 

大きいもので大人の手のひらサイズ 

 

〇捕獲難易度★★★★☆ 

穴に入っているのは捕獲不可能だが時々歩いてる

 

〇飼育難易度★★★★☆ 

脱走防止、レイアウト破壊も我慢、は必須

 

〇混泳★☆☆☆☆ 

元気な魚ならいいだろうがそれ以外はエサになる 




 

図解! 磯のイソギンチャクの採り方

前の記事でサラッと捕まえたイソギンチャク、普通に採ろうとしても中々難しいですよね。 なので今回はそんなイソギンチャクを無傷で採る方法です、

 

前回採取したこんな浅瀬

f:id:sainokun:20210308224746j:plain

 

探ってみるとイソギンチャクはこんな感じに引っ付いていました

f:id:sainokun:20210314220324p:plain

 

もちろんイソギンチャクの周りは砂利や小石でいっぱいです

 

f:id:sainokun:20210314225153p:plain

 

つつくと饅頭みたいにしぼみます 

 

f:id:sainokun:20210314225812p:plain

この時にイソギンチャクのへばりついている接着面にまで指が到達できるかどうかがポイントです。 そこまで砂利が邪魔して到達できなければ諦めて次のイソギンチャクを探しましょう

 

大きなイソギンチャクが入っている穴の方が大きいので指が入りやすく取りやすいと思います

 

そうしたら爪で優しくイソギンチャクの接着面を剥がします、ちょっとづつ領地を広げるみたいに広く浅く剥がしていきます(水色が爪です)

 

f:id:sainokun:20210314230108p:plain

 

爪でちょっと剥がせたら今度は指を反して爪をイソギンチャクの方、指原を岩の方にしてずずずーって押し込んでいきます。

 

なぜ、わざわざ指を反すのかって? そのまま爪を岩の方にしてずずずーってしてごらんなさい、爪が岩にこすれて傷つくでしょ?それが嫌なのよ!

f:id:sainokun:20210314230848p:plain

 

ここまで来ちゃえばあとは簡単一度離れた接着面はすぐに張り付くことはありません優しくいきましょう。貝なんかは剥がしてもすぐに張り付いてしまいますがイソギンチャクはそんなことないです 剥がれた所はぶらぶらしています

 

f:id:sainokun:20210314232558p:plain

 

そしてフィニッシュ きれいに剥がしましょう、そうしたらボールのように丸まります

一つ採るのに5分ぐらいかけて採ります、ゆっくり優しく

 

①まずは接地面まで行けるか

②爪で傷つけず少し剥がせるか

ここまでがイソギンチャク採取の大事なところです 8割決まります

③最後まで傷を付けずに剥がせるか(場所によって奥まで指が入らなかったりします)

④イソギンチャクゲット!

 

そろそろ暖かくなり磯に行く機会もあると思います そんな時はこのやり方を思い出して優しく採ってみてください