オレンジブラウンの美少女!誘惑の夏休み編。ミナミウメボシイソギンチャク!
茶色く艶やかな触手を波に遊ばせ、可愛くカールさせてる気になるあの子...優しい誘いに弱いぞ、すぐにお持ち帰りだ!
入れてからすぐにこの位置に定着。カニにつつかれても動じない
この小さいサブ水槽には一緒にタコも飼育していますが今のところ問題なし
採取場所
ベリルイソギンチャクやヨロイイソギンチャクと違い干潮時の深くもない磯場の石の裏で偶然発見しました。石を返すとオレンジ色の大きめのブヨブヨが付いているのでちょっとびっくりします。何度となく磯遊びに出かけましたが発見したのはこの一度だけです。
採取方法
発見したら優しく剥がすだけです。
岩の隙間に入り込んでいるわけでもなくひっくり返せるような石に付いているので簡単に剥がすことができます。 他のイソギンチャクは岩の隙間に入っていたり体がゼリー状で剥がすのが困難だったりしますがこのミナミウメボシイソギンチャクはちょろいです、ちょろすけです。ただ、採取できたのが一つだけなので他のミナミウメボシイソギンチャクがどうなっているのかわかりません。調べてみると筋肉が弱いようで触手は開きっぱなし、吸着力も弱くやはり石から簡単に剥がせるとのこと。
飼育でのポイント 餌
ベリルやヨロイイソギンチャク同様、触手に触れた魚は絡まれ毒にやられ、もがくほどに絡まる触手が増えていき飲み込まれてしまいます・・・
まあ、魚もわかっているので普段の元気な魚ならどんなに小さくても上手に避けて泳いでいます。 過去に掃除で急に手を入れた時に驚いた魚が勢い余って自ら突っ込んでしまい飲み込まれてしまうことがあったので注意してください。
カニやヤドカリはイソギンチャクの毒は効かないので一緒に飼育していても大丈夫です、好んでイソギンチャクにちょっかい出したり何度どかしてもイソギンチャクの上に戻ってくる奴もいます。
餌はカニにあげている市販の餌が流れに乗ってイソギンチャクにたどり着くのでそれを食べている感じです、あと餌用にストックしている冷凍小魚を気まぐれであげています。光合成もしているのでそれほど気にかけて餌を与えることは無いです。
飼育環境によるものが大きいとは思いますが私が飼育しているミナミウメボシイソギンチャクはベリルなどに比べて触手の先端がカールしていてちょっとおしゃれな感じです。
ベリルイソギンチャクたち、くるんとしてない
ミナミウメボシイソギンチャク、くるんとしてる!
オレンジブラウンの美少女!誘惑の夏休み編。ミナミウメボシイソギンチャク!
〇大きさ★★★★★
直径5~6cm。45cm水槽ではそこそこの存在感
〇捕獲難易度★★★☆☆
見つけるまでが大変だろうが見つけたら簡単
〇飼育難易度★★★☆☆
イソギンチャク全般、夏場の高水温対策が重要
〇混泳おすすめ度★★★★☆
明るい色で大きさも十分なので良い