「このマンジュウは食べていいの?」 「ダメとは書かれていないよ!」 どっちなの? アカマンジュウガニ!
マイナーなカニ界で絶大な人気を誇るスベスベマンジュウガニの陰になり表舞台に出ることのない万年補欠のアカマンジュウガニ!
こっちアカマンジュウガニ。
照明の関係でわかりづらいですが明るい赤です
甲羅がつや消しタイプで模様は白の点々。スベスベより平べったいです。
そして眼が小さくて若干離れている印象。あまり可愛くない
こっちはスベスベマンジュウガニ
艶々でマダラ模様、こんもりと丸っこい甲羅。
そしてアップにも耐えられる可愛らしい顔
こっちの写真のほうが見たままの色合いですね。スベスベは赤紫ですが、アカマンジュウは名前通り赤いです。
カニが4匹います。 3匹はスベスベマンジュウガニ。1匹だけアカマンジュウガニがいます、わかりますか?
採取場所
スベスベマンジュウガニを探している時に発見したので同じような場所か?
大潮の干潮時に磯の一番先まで行って石をひっくり返している時に発見しました。
調べてみるともう少し深場に生息と書いてあるサイトもある
採取方法
スベスベ同様、目立つ色なので見つけたら穴などに潜り込まれる前に素早く捕まえる。
コソコソ隠れるタイプのカニは狭い穴に潜り込まれたら中々引きずり出すことはできません、無理に道具などを使ってほじくるとカニを傷つけることになるのでやめましょう。
飼育ポイント、エサ
特に難しいことはありません、イソガニが飼育できる状況でしたら十分です。
餌食いも悪くないです。 生物全般そうですが同種のオス同士は喧嘩をしやすいのでそこは注意、そしてカニなので小さいヤドカリやのろまなカニなどは捕食してしまうと思われます。
常に水中にいるカニなので水から上げてしまうとすぐにブクブクと苦しそうに泡を出します。
磯のカニより甲羅に水をためることができないようなので捕まえたらすぐに水の中に入れてあげましょう。
毒性
スベスベみたいに毒はあるのかと、調べてみましたがしっかり表記されているものはありませんでした。同じような生息域で同じような姿かたちをしているから食生活も似ていると思います。と、なるとスベスベマンジュウガニは餌から毒をため込むのでアカマンジュウガニも同様に毒はあるのではないかと思っています。
「このマンジュウは食べていいの?」 「ダメとは書かれていないよ!」 どっちなの? アカマンジュウガニ!
〇大きさ★★★★☆
スベスベマンジュウガニと同じ大きさ、磯で採れるカニの中では大きい部類
〇捕獲難易度★★★★★
見つけたら捕まえられるだろうが見つけるまでが大変
〇飼育難易度★☆☆☆☆
飼育自体は丈夫で餌食いもよくて飼いやすい
〇混泳のおすすめ度★★★☆☆
今いるのが小さい個体なので他の生物を襲う事も無く平和にしている。
大きく成長したらまた違ってくる。