磯遊びで採れたカニとヤドカリ、イソギンチャク!とおまけの魚 飼育日記プラス!

磯遊びで捕まえた生き物飼育の日記です 魚より甲殻類が好き

自作サブ水槽、外部濾過器の紹介

近々サブ水槽をリニューアル予定なので今のうちに紹介しておきます

 

メイン濾過は海道河童の大なので公表されている数値的には私の水槽の水量的には十分なのですが磯遊びのたびにカニ、ヤドカリを入れているので過密気味になってきていました・・・

 

調べれば調べるほどに

過密水槽良くない→外掛けフィルターの濾過性能弱いよ→カニ死んじゃうよ?→「濾過器を増やさねば!!」

 

そうして試行錯誤を重ねてたどり着いたのがこれです

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右側は濾過槽、左はサブ水槽

 

上から

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100均の虫かごを利用しているのがポイント。「新しく水槽買っていい?」って妻に聞いたら絶対、完璧、どうなろうが「ダメ!!!」って言われるのは目に見えていたので考えた。。

 

子供が虫好きなので虫かごを買うのはまだ許されたので二人がいないうちに材料買って、作って、設置してを実行! 

 

真新しい物なのですぐに見つかるけれど、素材は虫かごで安価だし新しく場所をとっているわけでもないので怒られなかった!子供も喜んでいたのでなおさら!

 

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内部です。

手前は塩ビ板の蓋になっていて結構ギチギチに作ったのではめる時もググって押し込んでいます、真ん中の仕切りは塩ビ板で上部は黒い園芸用品の鉢底ネットにしていて蓋が落ちないような工夫もしています。 これだけでカニもタコも今のところ脱走はしていません。

 

奥は濾過槽ですね

上は板状の濾過マットをカットして設置しています。初めは100均の濾過マットを使用していたのですが綿あめみたいな形状になっていて適当にちぎって設置なのでちぎった屑が多く出て水中モーターを詰まらせたり、網を詰まらせたりと良くなかったです。なので今は¥400円ぐらいのマットを使用しています。

 

奥の濾過層を出しました

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汚いですねー

100均のカゴを2つカットして連結しています。

中身は洗濯ネットに入れたろ材、私は海が近いので海からサンゴのかけらを拾ってきて入れています。

 

掃除としては濾過マットが汚れてきたら交換、洗って再利用の方がバクテリアヨコエビなどがいるからいいと思います。 めんどくさいので絞って新しいのと交換しちゃっています。

後は3.4か月に一度ろ材の掃除、汚れで詰まり水量が少なくなってきたら水中ポンプ及びホースの掃除

 

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水の流れに影響するのでフィルターマット交換やホース内、ろ材掃除はしますがそれ以外の汚れは放置しています。このような汚れも微生物の住処、食料になるでしょ っていう考えです。

 

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本水槽から水中ポンプで送っています「エーハイム コンパクトオン600」です。

 

 

ちょうどいいです。本水槽から何cm上に送るか、間にクーラーや外部濾過など抵抗があるかで選択は違ってくると思いますが。 

 

クーラーなど他に抵抗がない場合。排出ホース径1.7cmぐらい、15cm上に水を上げるのであれば600でちょうどよく感じます、ちょっと水量が少ないと感じますが。。「1000」も試しましたが洗濯機状態、排水口が35mmの穴では水量が多く水があふれそうな状態でした。

 

丁度いい蛇腹ホースがないんですよ、なので私は100均の水槽お掃除ホースの蛇腹部分をカットして結束バンドで絞めて使ってます。

 

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排水口です

虫かごはプラスチックなので加工が簡単なのも良いところ、35mmの穴を開けて(電動ドライバー用でホールソーと検索したらいっぱいあります)塩ビエルボ20→塩ビパイプvp20→エルボ13、を加工して繋げています。接着には「バスコーク 水槽用」を使っています

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エルボ同士、直でつなげてもいいのですがスカスカなので接着する必要があります。私はメイン水槽に流す時に水流の向きを自由に変えたかったので接着しない方法として間にパイプを挟み長くしました。そうするとエルボ20のカーブの所までググっと差し込むことになり固定されます。

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このぐらいの勢いで水は出ています

 

サイフォンやダブルサイフォンもチャレンジしましたが難しくリスクが高いので諦めました。この「上に水を揚げてあふれ出た水を水槽に戻す」方法が一番リスクが少なく簡単にできる方法だと思います。
 

真ん中の仕切りですが塩ビ板をカットして使っています、接着はバスコークです

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右側の濾過槽に入った水は下の隙間から左へ、「仕切り」に上に行くのを阻まれて左のメッシュからサブ水槽へ流れていると思う。

 

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初期はここに穴は無く、水は全部上からサブ水槽に流れていたのですが深さもあるので下の方の水が動いていないようでどんよりしていました。

 

なので穴を開けて流れるようにしたのですが変わらず上の方から流れていました。

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それならばとこのように水が上に流れにくいように「仕切り」を付けて対応。接着しているわけではないので上にも水はいきますがこの穴からも水が流れていると思います。

 

それでも油膜は現れ、どんより感が残ったのでエアーを入れました。これが何より一番効いた様子。しかし努力は無駄ではないと信じていますw

 

注意点は各所穴を開けてメッシュにした場所のゴミ詰まり。これにより水が流れずあふれます。この前のタコ詰まりも一緒の事ですね 

 

あとは正常な状態での水位をチェックしておいて上昇していればどこかに問題あるので水中ポンプやホース、濾過マットの点検。あふれる前に対策をすることです。